おことわり
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このときの気持ちははっきりと覚えています。夜だというのにあまりにも暑く、仕事で嫌なこともありキレてしまったんですね。それでついカッとなりバールのようなもので……ではなく湖に行きました。今考えれば何も猪苗代湖まで行かなくても、渡良瀬遊水地に行くとか利根大堰(←好きなのです)に行くとか近場で色々あるだろうに。
作成・更新日
- 2005/8/24作成
- 2005/8/25更新
深夜2時の猪苗代湖について
福島県にある猪苗代湖へカブで行きました。ところが午前2時に到着してしまい、何も見えないという事態になりました。
はじめに
暑い。お盆が過ぎたのに暑い。ありえない。室温33度って死ねますよ。
暑いときには涼しいところへ行くのが吉。地図を見るとなんということでしょう。福島に猪苗代湖という湖があるではありませんか。そこには涼しい世界が広がっているはずです。つーことでカブで行ってみました。
出発
2005年8月20日18時45分、東京都練馬区を出発します。オドメーターは13259kmです。
河内町
国道17号、国道4号(新国道4号バイパス_ではない_ほう)を走り、22時45分、栃木県の河内町に到着しました。ここで給油します。オドメーターは13380km。4時間で121kmってことは平均時速は約30kmです。うーん、もうちょい平均速度が上がればうれしいんだけどな。バイパスではないからしょうがないか。かといって夜の4号バイパスはおっかないし。
休憩は大事だよ
0時、栃木県と福島県の境近くで小休憩。徐々に気分がのんびりまったりな東北に切り替わってきます。
郡山市
1時、郡山市に到着しました。ここで念のため給油します。あと100kmくらいは走れるはずですが、この先営業しているガソリンスタンドが無さそうだったので無難に給油しました。
スタンドの兄ちゃんが「練馬からコレで来たんですか?コレってカブですよね?マジですか?」と驚いていました。練馬から福島県くらいなら全然余裕なんですが。それよりも俺のかわいいカブちゃんをコレ呼ばわりかよ。地獄に堕ちてしまえ。
三森トンネル
郡山から県道を使い、猪苗代湖を目指します。福島県道6号という道路を通ったのですが、途中の峠に立派なトンネルがありました。
夜のトンネルって不気味ですねえ。ボロっちいトンネルも気味悪いですが、変に立派すぎるのもそれはそれで不気味です。結局夜のトンネルはどんなものでも気味が悪いってことでしょうか。あまり幽霊とか、そういうものは信じないんですがね。
幽霊なんかより生きている人間のほうがよほど怖いですよ。
猪苗代湖到着
2時、猪苗代湖に到着しました。さすが湖、涼しいっていうか寒いぞ!!それに暗くて全然見えないし。景色も糞も無い。写真を撮ったら何も写らないし、肉眼で見ても何も見えません。ただただ波の音が聞こえるだけ。
俺は何をしにここまで来たんだ?ああ、そうだ、避暑だ。寒いってことは暑くないってことだから、んーっ、結果オーライってことにしよう。
家へ帰ろう
滞在時間10分。猪苗代湖を後にします。本当は猪苗代湖の湖畔を一周しようと考えていたのですが、寒いし暗くて何も見えないのでやめました。真っ暗な湖畔を回っても楽しくないさ。
春日部手前
国道294号、国道4号と走り、6時に埼玉県春日部市の手前までやってきました。パーキングエリアで休憩します。
春日部市で迷う
大いに迷いました。同じ所を行ったり来たり。あれだけ本格的に道に迷ったのは初めてかもしれません。
帰宅
8時10分、練馬区に到着しました。なんだったんだろう。ほとんど夜のうちに完結してしまったので、本当に猪苗代湖に行ったのかどうかわからなくなりました。
おわりに
帰宅時のオドメーターは13773kmでした。走行距離は393km。うーむ、長距離なのだろうか、いや、長距離ってほどでもないか。
走行距離はどうでもいいのです。
深夜の猪苗代湖ですが、はっきり言ってつまらなかったです。だって何も見えなかったんだもん。つまんないよ。
教訓
- 夏でも防寒対策を考えよう
- 風光明媚な所へ行くときは、明るいうちに行こう
この2つが教訓です。夜間はあくまでも”移動”と考えるべきなんだな。うん。