日本一周第14日目 鹿児島、熊本

kiuyu

2015/05/29

本日の経路

鹿児島市→指宿市→枕崎市→薩摩川内市→阿久根市→水俣市→宇城市

起床(2015/05/29 06:00)

変な夢を見て目覚めは悪い。つくばエクスプレスの電車のブレーキが壊れて脱線事故に巻き込まれるという夢。妙に現実味があって怖かった。顔を洗い6時40分に出発。

枕崎駅(2015/05/29 08:22)

山を眺めながらのんびり走り、最南端のJR駅である枕崎駅へ。

枕崎駅までの道中

枕崎駅1

枕崎駅2

最南端である枕崎から最北端である稚内までの乗り換えを検索したら、運賃が5万円少々、所要時間は30時間超えだった。ずいぶん早いなと思ったら鹿児島→東京→青森と新幹線を使うのでその程度で行けるらしい。

本数はすごく少ない。そう遠くない将来、廃止されてしまうのでは……。

枕崎駅時刻表

線路はどこまでも続かない。

線路の終わり

野間岬(2015/05/29 09:37)

離合できないような道を走って野間岬へ。地元の方がいらしたのでお話を伺ったが、昔は進駐軍(米軍のことか?)の基地があったそうです。風がちょうど良いとかで現在では風力発電所となっています。

野間岬1

野間岬2

風車

吹上浜(2015/05/29 10:57)

ローカルっぽいコンビニがあり、店内でパンを焼いて販売していました。沖縄ドーナツが売っていたのでおやつに購入しつつ吹上浜へ向かう。

ローカルなコンビニ

沖縄ドーナツ

穏やかではありません。

吹上浜アベック拉致事案に関する情報提供を呼びかける看板

砂丘ということですが草が生えていてあまり砂丘感は無し。

砂丘1

砂丘2

道の駅阿久根(2015/05/29 12:32)

昼時なので道の駅へ寄り道。最近はどこでも2次元の女の子が活躍していますね。

今こそ!阿久根 アクネ うまいネ 自然だネ

道の駅の目の前は海。

海

鹿児島といえばということで、昼飯として薩摩揚げをいただく。これがすごくうまかったので……

さつま揚げ

詰め合わせも購入。普段食べている薩摩揚げと全然違うのだからしょうがない。

まるじゅセット

水俣(2015/05/29 14:30)

海沿いを北上し(こう書いてみて気づいたが、今までは西へ南へと進路をとっていましたが、これからは東へ北へと進むことになるのか……)、熊本県へ。水俣の道の駅に寄るものの食指が動かずに何も購入せず。

道の駅ではくまモンがお出迎え。

道の駅のくまモン

バラ園が併設されていたので鑑賞。福山のSAでも見たが、バラというと真っ赤なやつを思い浮かべるが、色々な種類があるんだな。

バラ

ピンク色のバラ

道の駅の近隣にある水俣病の資料館へ赴く。館内は撮影禁止ということだったので写真は撮らなかったが、入場無料とは思えないほど展示がとても充実しており、さほど広くない館内であるのにもかかわらず見学には2時間を要しました。

てっきり水俣病の原因を作ったチッソ社は糾弾されているのかと思いきや、チッソ社への配慮が展示から見受けられ、水俣市とチッソ社の関係は被害を受けた自治体と加害企業という単純な関係ではなく、利害も絡まった複雑な関係にあると感じられて興味深かった。

道の駅 不知火温泉(2015/05/29 18:10)

今日は道の駅不知火温泉で車中泊。名前のとおり温泉に入れるので銭湯を探さなくても良く最高です。

九州で見かけるのですが、駐車場で軽自動車専用を示すペイントが「軽」ではなく「圣」。最初は意味がわかりませんでしたが、軽自動車が止まっているのを見て納得。熊本で使われたのが最初らしい(「軽」と「圣」 | Mermaid Treasures)。

軽自動車用の駐車場は圣

レストランがあったので珍しくまともな夕食をいただく。刺身定食とデコポンワイン。お刺身は言うこと無し、そしてデコポンワインもデコポンの風味があり甘めで飲みやすい。個人的にはちょっと甘すぎと感じたが女性受けは良さそうかな。

刺身定食とデコポンワイン

テレビでは口永良部島の噴火のニュースをやっており、熊本ローカルの放送局のニュースに切り替わっても引き続き噴火関連のニュースや、阿蘇山への影響などを放送しており、噴火が九州の各地域に対し大きな影響があることを知りしました。

食事後、温泉に入り先客と雑談。倉敷からいらしたそうで、車であちこち旅をされているとか。北海道から沖縄まで全部行ったことがあるそう。色々とお話させていただき、とても有意義な時間でした。

温泉に入りすっかりデコポンワインの酔いも醒めてしまったので飲み直し、昨日買った焼酎の残りと、今日の昼に買った薩摩揚げ詰め合わせで楽しむ。温泉上がりの体を海風で冷ましながら薩摩揚げで芋焼酎を飲む……たまらん。

昨夜の悪夢もすっかり忘れられそう。